HAW

自分たちの思いや日々の出来事などを綴る日記ページ

2018.9.6

朝散歩すると、犬を連れた人によく会う。犬は時々紐先の飼い主の顔を見上げては先に先にと歩いたかと思うと、鼻先を草むらに突っ込んで動かなくなる。犬はいつからどうして人間と一緒に暮らしているんだろうか。

ユヴァル・ノア・ハラリ著の「サピエンス全史」、人類の誕生から現在の世界までの話で、思わず「えー本当なの」と言いたくなるような事が書かれていて面白い。その本によると、イヌは約1万5000年前には人間の集団と暮らしていて、狩猟や戦い、野獣などに対する警報装置の役割を果たしていたらしい。そして世代を経るうちにヒトとイヌという二つの種はお互いにうまく意思を疎通させるように共進化し、人間と他のどんな動物の間よりはるかに深い理解と愛情が育まれ、死んだ犬は人間の場合とほとんど同じくらい丁重に埋葬されることが昔からあったそうだ。

小学生の頃「しろ」という名の犬が僕の家に居た。父親が子犬を貰ってきた日のこと、名前をしろにしたこと、一緒に遊んだこと、匂いや掌の柔らかさ、そして死んだ日のことを今でも覚えている。時折しろは夢の中に出て来る、そのとき僕は「あの時はいじめてごめんね」とか言ったりする。「しろみたいな犬とまた一緒に暮らしたい」と時折思うけど、今はペット禁止のマンション暮らし、ウーム。

kubo